#農業体験#料理

佐渡で味噌づくり体験

発酵の島佐渡を知る・学ぶ・味わう

Tour title
募集期間
通年
所要時間
4時間程度(日帰り)
体験参加費
8,000円
CONTENTS01

佐渡は発酵の島

雪国であり、絶海の島である佐渡。その独特な気候と風土を活かし、古くから保存食が生み出されてきました。そして、その保存食を作る上で欠かせないのが「発酵」の技術です。
発酵技術とは、微生物が有機物を分解し、エネルギーを生成する生物学的なプロセスを利用した技術のことです。一見、先端技術のように思えるかもしれませんが、実は私たちの身近な食品に深く関わっています。納豆や日本酒、醤油、みりんなど、日本料理に欠かせない食材や調味料の多くは、この発酵技術によって生み出されてきました。

佐渡の代表的な発酵食品の一つが「佐渡味噌」です。海の味噌とも称される佐渡味噌は、北前船の寄港地であった佐渡から、北海道をはじめとする各地へと運ばれ、広く販売されていました。かつては佐渡島内に50もの味噌蔵が存在し、「味噌の産地」として高いシェアを誇っていたほどです。
また、佐渡は味噌だけでなく、日本酒の製造も盛んです。現在も5軒の酒蔵が存在し、発酵技術を活かした商品開発が続けられています。このように、佐渡は発酵技術によって多様な食品を生み出し、その歴史と文化を築いてきました。まさに、佐渡は「発酵の島」と呼ぶにふさわしい島なのです。

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味噌作りキットで醸造体験

消費量の低下や食の嗜好の変化など時代の波にのまれ、今現在も味噌を製造する味噌蔵はたった1軒となりましたが、「発酵」の技は今もなお、佐渡に息づいています。

そんな発酵の技を体験できるのが、この「味噌づくり体験」。

味噌作りキットを用いて、古民家ゲストハウスのキッチン&ダイニングで、味噌づくり体験を行います。

CONTENTS03

佐渡味噌の歴史と特徴

佐渡味噌は、新潟県佐渡市で古くから作られてきた伝統的な味噌です。その歴史は江戸時代にまで遡り、佐渡の豊かな自然と風土が育んだ独自の食文化として受け継がれてきました。江戸時代、佐渡は金銀山で栄え、多くの人々が行き交う土地でした。そのため、味噌は保存食として重宝され、佐渡の家庭や地域社会に根付いていきました。
昔の佐渡味噌は、主に地元の家庭で消費されるほか、佐渡金銀山の鉱夫たちの食料としても提供されていました。また、佐渡の港から日本海を渡り、北前船によって北海道や北陸地方にも運ばれ、台湾や満州などの海外に向けても広く販売されていたと言われています。このように、佐渡味噌は佐渡の経済や文化を支える重要な商品としても役割を果たしてきました。

佐渡味噌の特徴は、その原料と製法にあります。時間をかけて海を渡り様々な地域へと運ばれたことから、海洋でも傷まないのが特徴です。

2003年、佐渡味噌を象徴する会社である(株)マルダイが法人として105年の歴史に幕を下ろしましたが、現在佐渡島内では小さいながらも味噌づくりを続けているお店があります。

集合場所

注意事項

  • 天候不良(台風による船の欠航等)による催行の可否は、3日前までに決定します。屋内での開催となりますので、天候に関係なくお楽しみいただけます。
  • 現地まではレンタカー等でお越しください。

ツアーのご予約・お問い合わせ

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TEL:0256-47-1950 月~金 9:00~17:00
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