コンセプト
Concept



私たちは、佐渡の自然と人を共存を理想とした佐渡市の「朱鷺と暮らす郷」プロジェクトに賛同して、農泊の体験を通して、豊かな自然体験と地域住民との交流を提供し、佐渡の農家や漁師には新たな収入源と地域活性化の機会を創れてたら、と考えています。
Attempt
佐渡の人々の取組み
かつて効率重視の農法で失われかけていた、生きものたちが息づく田畑が、今、佐渡島で息を吹き返しています。
野生の朱鷺が再び空を舞う未来を願い、佐渡島では2007年から「生きものを育む農法」を実践。減農薬・減化学肥料の米作り、鳥たちが喜ぶビオトープの設置、そして人の手で丁寧に草刈りを行う畦道づくり――。
地道な努力が実を結び、絶滅していた野生の朱鷺は500羽以上にまで回復し、人と自然が共生する豊かな風景が広がっています。

Examples
佐渡島の環境を守る農業の取り組み例
佐渡市では2007年に、国の特別天然記念物・トキの餌場確保と生物多様性の米づくりを目的とした「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を立ち上げ、独自農法による佐渡産コシヒカリのブランド、「朱鷺と暮らす郷」を生産しています。また朱鷺と暮らす郷の販売基準を満たしたお米は、認証マークを使用して販売されています。
朱鷺と暮らす郷 認証制度の開始を契機に、佐渡全体にトキを中心とした環境づくりを重視する米作りが広がり、その取り組みは「トキと共生する佐渡の里山」として「世界農業遺産(GIAHS)」にも認定をされています。
